チューリップの球根上げ
子供がまだ幼稚園児のころ、チューリップの花が見たいと言うので買ってきた球根。花を楽しめるのは1~2年程度と説明書きがあったのに、とっくに2年を過ぎていますが球根は元気です。
夏に庭を活用するために、チューリップの球根を掘り起こします。掘り上げた球根は秋になったら再び植えるため、大切に保管します。
葉が枯れてきたら掘り起こす
我が家ではチューリップの葉っぱが緑色から黄色に変色し、枯れてきたなと思ったら掘り上げます。掘り上げる時期は毎年バラバラで、今年は5月下旬に掘りました。
個体差もあるため、ちょっと早いかな?と思うくらいのチューリップもあります。が、週末にしか時間が取れないため全部まとめて掘り上げます。(2週に分けて作業するのが面倒なだけ・・・)
日陰で乾かす
掘り上げた後は新聞紙のうえに並べて、日陰で乾かします。雨に濡れると意味がないので、屋根のある場所で1週間ほど乾かします。
スペースの関係で1枚の新聞紙にたくさん置いてますが、本当はチューリップ同士が重ならないように乾かすのが良いですね。乾かす目安は葉が水分を失ってカサカサになるまで。1週間で乾かなければ、もう1週間乾かします。
しっかし乾いたら茎と根を切り落とします。その後、分球した球根を手でバラバラにします。
球根の選別と保管
茎と葉を切り落として球根だけの状態になったら、ある程度の大きさで分けます。我が家では4つの大きさに分けています。
- 大 来年も花を咲かせるであろう球根
- 中 多分、来年も花を咲かせるであろう球根
- 小 花は咲かないけど、育てる球根
- 極小 期待薄の球根
「大」に分類した球根は、来年も立派な花を咲かせてくれるであろう球根。植える際は最前列に配置し、花が目立つようにします。
「中」に分類した球根は、きっと花が咲くだろう球根。「大」の後列に植えます。
「小」に分類した球根は、翌年は咲かなくてもその次の年(2年後)に期待する球根です。植えても翌年は花が咲かず、葉だけ成長するでしょう。それでも球根が栄養を蓄えて成長することができるので庭の端っこに植えます。
「極小」は芽を出すのか怪しく、成長の見込みが低い球根です。プランターを用意して球根に優しい環境を準備してあげれば育てることも可能でしょうが、庭のスペースと労力の関係から、我が家では育てません。
後は「大」「中」「小」ごとにまとめて保管します。今年も秋が深まって来たころに植える予定です。